ホテルに日差しが差し込み、心地よく目覚める
やはりこのホテルは最高だ
→参照
今日でプエルトリコとお別れ
この後はアメリカに戻り、日本に帰国するので、トロピカルな海は今日が最後
フライトは午後なので朝から海に向かう
ホテルから海は徒歩3分
海は綺麗だが、ストームが近いこともあり透明度は少し低い
それでも暖かい海は僕たちを心地よく送り出してくれた
そうこうしてフライト
ストームでフライトがキャンセルにならなかったことが救い
一路ニューヨークへ
到着すると待っていたのは摩天楼とイエローキャブの渋滞、そして満員電車
それまでの青と白に象徴される快晴の熱帯から
グレイモノトーンの曇天の寒空に一変
ヤシの木、青い空、住んだ海、真っ赤な夕焼けのカラーリングが急に恋しくなる
コート姿の人もいる中、場違いのショートパンツで降り立った僕らは、地下鉄でどうにか空港から脱出し
混雑するダウンタウンへと到着
路線が複雑すぎてよく分からないので、頻繁に人に尋ねてどうにかアパートの最寄駅へ到着
そこはハーレム
ニューヨークのダウンタウンであるマンハッタンの中でも、黒人が密集して住むエリア
我々日本人にとって、黒人と触れ合う機会は特に少なく、全く別次元の別の人種という認識が一般的だろう
端的に言えば無関心だ
人間関係とは不思議なもので、互いの関係は同等となる
実はアメリカの黒人にとっても、極東のモンゴロイドとは触れ合う機会が少ない無縁の人種である
私見では人種に上も下もあるはずがないが、事実としてアメリカの黒人は、我々黄色人種を下に見ていることが多い
さらに言えば、いま上文を読んで違和感を覚えた人がいるならば、その人は胸のうちのどこかで黒人を下に見ているはず
人間関係とはこういうものらしい
つまり僕がニューヨーク・マンハッタンのハーレム地区を歩くということは、
『平和ボケした』
『運動神経の悪い下等な人種が』
『ホームに侵入してきた』
と見られているわけである
この認識だけは忘れてはならない
これを間違えて『よそ者』のくせに
目立ったり
お金がある素振りをしたり
リゾートと勘違いして肌を露出したり
すると犯罪に遭う
冷ややかな目や、存在していないかのような扱われ方をしながら3ブロック歩き、ようやくアパートに転がり込んだのは、もう日が暮れた頃だった
アパートは綺麗とは言えないが、高騰するニューヨークのホテルよりはコストパフォーマンスに優れ、それなりにくつろげる
僕たちはベットルームひとつを与えられ、キッチンとユニットバスが集合住宅の共有だった
ひと息つくと、少ない携行服をかき集め、防寒対策をとってスーパーへ買い出し
小雨が降り始めていて本当に寒い
自炊は久しぶりなので、ギュウギュウに野菜が詰められたスーパーの買い出しも楽しい
バッグパンパンに4日分の食材を調達し、揚々とブラックな街を帰る
日本から持ち込んだ調味料でラーメンを作る
大好きなパクチーとパセリを間違って買わされたものの、楽しい夕飯となった
ハッピーな嫁がノーテンキに書いているブログがこちら
違った目線と独特の感性でオモシロいです
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