コロラドリゾートからアメリカ中西部トリップ!

2016年4月27日水曜日

コロラドリゾートからアメリカ中西部トリップ!


【2/13  SAT】


YUと滑った翌朝はさすがにノンビリ起床する

高地でいきなりバリバリ登って滑ったので、ホテルのベッドで寝たにも関わらず体と肺がバキバキだ

しばらく早起きの毎日だったが、この日は太陽が昇りきった頃ようやく体を起こし、朝食つきが売りのはずのホテルなのにシリアルとフルーツのみという、驚くくらい安上がりのブレックファストを流し込み出発


今日の目的は、カリフォルニア→コロラドへの往路の最中に気になっていた、赤い奇岩で形成されたユタの国立公園である

どうやらパンフレットでしばしば見るような景色の場所が近くにあるらしい情報を、道中で掴んでいた


せっかくロッキー山脈にいるので、はやる気持ちを抑え、ユタに向かう前にコロラドの名もない山の斜面を道端から軽く登り、プチバックカントリーをさっさと楽しんでさっさと片付けさっさと移動
BackCountry Ski @Colorado

ロッキー山脈中央に位置するVailリゾート周辺のハイウェイ

険しく切り立った山道を縫い、名だたる超有名リゾートを尻目に、ユタまでトンボ返り


四方が地平線ばかりの光景になった頃、日が傾き始めるものの、好奇心が先行してくれるおかげで昼前から休まず時速130kmで走り続ける

結局ほぼノンストップでなんとか走りきり、国立公園の閉園時間である16:30にたどり着いた


入り口ゲートが閉まっていたらオフィスで懇願しよう!と思ったのも束の間、ゲートを開けっぱなしにしたままオフィサーがさっさと定時帰宅していることに気がついた

これはラッキー!

さすがアメリカ人労働者!

ずさんな仕事に加え定時退社の堅守!
(正確には定時前か。。。笑)

普段はアメリカ人のずさんな仕事に迷惑を被っているわけだが、この時ばかりはありがとうとゲートで叫び、寝ぼけ顔であまり状況を把握していないままの助手席の妻となぜか一緒にガッツポーズをしながら公園内へ進む


崖沿いの上り坂をするすると車列に着いて登っていくと、カーブを曲がるたびにパンフレットの景色が入れ替わり立ち替り広がる

興奮隠せず、運転疲れはすぐに吹き飛ぶ

Arches National Park @Utah



日没まであっという間だったが、その一瞬を惜むように景色を堪能した

ちょうど日没寸前に雲が切れ夕陽が差し込み、赤褐色の岩をさらに赤く輝かせた

夕陽は濃い影を際立たせ、その影と赤い光とのコントラストに魅了された

こんな景色は見たことがなかった

ユタ州 アーチズ国立公園

本当にありがとう、そしてオススメです

奇岩と夕焼け




その夜は、そのアーチズ国立公園の観光資源でどうにか潤っているらしい近郊の小さな街で中華料理を食べる

冷静に味わえば大して美味しくないはずだが、入国以来のアジア料理に胃が喜ぶ

やはり馴染みの味付けは大切なのだ

本来は美味しくないと思われるクオリティの中華料理


暖かい胃袋の余韻に浸りつつ、一路アリゾナ州へ

あたり一面とっくに深い暗闇だった

先ほどの街からしばらく運転した頃、街灯すら久しく見ていないなと気付く

その瞬間、夜空に慣れない異変を感じた


星だ

輝いていると言うよりも、見慣れないほどに鈍く大きく光っている

濃い暗闇の中でも360度地平線が見て取れるくらい、空の端まで星が存在するのだ

これは天体ではなく宇宙だった

ちょうど新月だったおかげで星の光を邪魔するものは一切なく、どれが天の川かさえ判別できないほど星が散りばめられている

もはや美しいを通り越して汚いほどに。。。

星屑とはよく言ったものだ


人工物の開発を許していないネイティブインディアンの大地に、我々は存在を許されている

そして太古から変わらぬ夜風を受け、見当もつかぬほどさらに昔から光っている宇宙を見上げている

時間を忘れて妻と見入った



走行距離725km
5日間累計走行距離2910km




【2/14  SUN】


この日は早朝に飛び起きた

昨日のアーチズの夕焼けが鮮烈だったから

夜の星が忘れられなかったから

運転中、暗闇ごしに絶景が広がっている気がしていたから

そして

車泊に選んだ場所が、かの有名なモニュメントバレーだったから


朝焼けを眺めると心に決めて寝たせいか、ワクワクしてアラームより早く起きる

かなり冷え込んでいるが素早くレイヤーを着込み、撮影の準備をしながら妻を起こす

だんだん朝焼けがあたりを照らし始めると、眠い目がすぐに丸く見開かれるほどに絶景が見え始める

朝焼けのモニュメントバレー



ここは世界的に有名なネイティブインディアンの聖地

そしてパワースポット

なるほど、地球にいるとはとても思えない

どこか別の惑星にでもいるようだ


そして朝陽がオレンジ色に岩を照らす

アーチズ国立公園とも違う絶景に、僕の少ないボキャブラリーでは形容詞が見当たらない

ひとまず凄いパワーがみなぎっていた

Monument Valley @ Arizona



不思議なもので、ネイティブインディアンの聖地とは決まって絶景である

やはり大自然に学び、大自然に生きてきた彼らは、文明が彼らの土地を侵食する以前から全て悟っていたのだろう

何が一番偉大かを



満足感と共に空腹感を覚えた我々は、後ろ髪を引かれながら文明へと引き返した


その後太陽が天頂に向かうにつれ、朝の冷え込みがウソのような暑さになる

砂漠の温度差は激しい




コロラドの厳しい寒さから解き放たれ、ややしんどいくらいに汗ばむ我々が向かったのは世界でも屈指の絶景と称されるグランドキャニオン
Grand Canyon @Arizona



深くどこまでも続く谷を眺めていると、小さいはずの自分のサイズさえわからなくなる

スケールが広すぎて肉眼が全容を把握できないほどにグランドキャニオンは広いのだ


ちなみに僕の視力は、現代人なのに両目およそ2.0

確証を持って言えることは、僕の目が狂っているのではないということ

谷が大きすぎて目と脳が情報処理できないでいるのだ

グランドキャニオンの淵に立つ



結局よくわからぬまま、大勢の観光客の流れに促され、グランドキャニオンを後にする

この谷を味わうには、規模が広すぎた

そして僕にはそのサイズ感に免疫がなさすぎた



そそくさとハイウェイに戻り、一路向かう先はラスベガス

なんとも贅沢な1日である

しかもおそらく一生で一度のラスベガス経由なのだ

今夜はラスベガスの派手なホテルに泊まろうと急遽提案してみた

そして答えはすぐに決まった


妻が助手席にて昼寝を済ませるくらいのまとまった時間砂漠を走り抜けると、日が暮れた

もはやお気に入りとなった愛車VOLVOのライトを点灯させ、小高い丘を越えると

急に宝石が視界一面に広がった

そう、ラスベガスの夜景である

写真ではとても伝わらないが、ラスベガスの夜景の一端



これは過去に見たこともない輝きであり、星や夕陽の輝きとはまた違った感動であった

ネオンは海のように散りばめられ、スポットライトは照り、レーザービームが放たれ、ヘリが何台も旋回している

欲望が渦巻く街、ラスベガス

戸惑うほどの存在感だった


大自然から出てきたアジア人が二人、街を見上げ開いた口を塞げられないままスルスルとハイウェイを抜ける

30過ぎたイイ大人が、車をボーイに預けるにも、カウンターでチェックインするにもいちいちビビる

宿泊したHOTEL  MANDALAY BAY


ゴージャスなだけでなく、この街は何かをまとっていたからだ

その何かを確かめるべく、珍しくドレスアップした我々はそわそわしながら街に繰り出した


かつて世界を代表する大都市東京に住んだ

過去にはロンドンもパリもロサンゼルスもホノルルも行った

人口の巣窟ジャカルタもクアラルンプールも、微笑みの街バンコクも、あらゆる街を過去に訪ねた

でも、この街はどの都市とも類似しない

この街の特徴は

エンターテイメント

Las Vegas @Nevada



どこを見てもエンターテイメントが光っている

街全体がエンターテイメントなのだ

経済もビジネスも関係ない

エンターテイメントこそが街と大金を動かしている

The Entertainment


そしてカジノがその象徴たらしめている

星の数ほど点在するカジノ


我々は一瞬はしゃいだものの、街の存在感と光と旅の疲れに完全に負けた

街角で中華料理を食べ、こともあろうかあっさり寝てしまった

ラスベガスに乾杯だ

いや、完敗だ


走行距離750km
6日間累計走行距離3660km





【2/15  MON】


広すぎるベッドが不慣れな僕は、疲れも忘れて早々目が覚めてしまった

早朝から部屋のジャグジーを堪能し、申し訳程度にカジノに触れ、一瞬でお金を奪われ、一攫千金アメリカンドリームの夢はあと一歩のところ(?)で終わった

3分でKO負けの表情

ここで一応ネタばらしを。。。

高級そうに見えるラスベガスのこのホテル、実は山岳リゾートの格安ホテルよりもさらに安い

というのも、ラスベガスの大型ホテルはカジノで大儲けしてるので、ホテル代はさほど高くない

むしろ宿泊してもらわないとカジノに来客がないので、お値打ちなのだ

平日ならビジネスホテル以下の価格も実現する

ただし、裏を返せばカジノでは大金を持って行かれるということだろう


ちなみにセレブが集うVIPルームと大金を持ち込む中国人専用のブースが用意されていた

そこは我々観光客とは掛け離れた金額が出入りしているのは言うまでもない



チェックアウト後、本場テキサス料理(メキシコ料理と類似)を食べ、そのヘルシーさと美味しさに喜ぶ

残念ながら一攫千金とはならなかったが、やはり人にはそれぞれに見合った楽しみがあるのだ

野菜が豊富でアボガドが優しいテキサス料理に慰められながら、欲望の街を後にする


それでも我々の威厳が最低限保たれた理由は、乗っている車がたまたまVOLVOだったこと

この愛車のおかげで、この街でどれだけ恥をかかずに済んだことか

ただし、雪アカと砂漠の砂で真っ黒だったが。。。笑


この日は現地の連休最終日だったらしく、かの有名なルート66はラスベガスからカリフォルニア州に帰る行楽客で大渋滞

ラスベガスの街を抜けるとすぐに砂漠となるが、そこでの渋滞はピークを迎えた

砂漠での徐行運転は暑さが堪える

砂漠を抜けるルート66



これまでの行程に比べれば移動距離は短いはずだったが、結局目的地であったカリフォルニア州アナハイムに着くまでにかなりの時間を要した

昨日贅沢をした反動で、今夜はウォールマートのレトルト食材

こんな日もある

この1週間は僕の気の向くまま行動したので、明日は嫁サービスの日とする

走行距離440km
7日間走行距離4100km




やはりスキーは最高!

旅はやめられませんね!!



TKY



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