スキー@カナディアンロッキー

2016年5月20日金曜日

スキー@カナディアンロッキー


【3/15 TUE】


バンフ滞在も5日目

この旅では移動ばかりを繰り返しているので、アラスカとロッキーはのんびりできた


移動ばかりが続くと、洗濯のタイミングの選択に気を使う

残りの下着の量と日程とを計算し、洗濯の日程を決める

洗濯予定の日の宿にランドリーがなかったりすると、結構キツイ

洗濯ミス、いや選択ミスとなる


その点5日も同じ街にいれば、のんびり洗濯し、調理し、ネットで情報収集し、快適な状態で出発できる


次の出発を明日に決めた


次は南下しいよいよアメリカに戻る

一時帰国の日程が迫る

途端にカナダが愛しくなる



カナダで丸1日活動できるのは今日が最後だ


早速山へ向かった



先日後輩ODAを連れてジャスパーまで走った時にロケハンを兼ねたので、今日のポイントは決めていた

バンフ国立公園にあるモスキートクリーク近くの西向きの斜面を狙う

バンフからは約1時間

天気は晴れ

雪は緩くなるが、晴れは晴れでやはり気分がいい


しばらく登るとシールが噛まないほどの急斜面になり、ズブズブ埋まる雪の斜面でアイゼンに履き替える

どうにか歩き出しても雪が緩くて足が沈む

岩も張り出してきたのでハイクを諦め、そこからドロップすることにした


登ってきた斜面を振り返る

岩盤層が縞状に入った尖った白い峰が、青空に輝いている

呼吸を整えながら、道路からとはまた違った景色に見とれる



リフトで上がった時と自力でハイクした時とでは、1本の滑りに対する熱意や愛着に大きな差が出る

時間をかけた上、リトライが効かないからだ


景色を堪能し、集中してから滑り出す

快感クルーズ



登りでは雪が緩んでいると思ったが、スピードを出しエッジを入れていくと意外と噛まない

風で雪面が叩かれているのだろう

気を抜けばせっかくのハイクが台無しだ

慎重にエッジコントロールしながらスピードに乗る大きめのターンをする



面の向きや角度が少しでも変われば、雪面の感触は驚くほど変わる

バックカントリーではピステン(圧雪)がかかっていないので、その違いはより顕著だ


急斜面は少しのミスがバランスを崩す原因となる

弧を描けないほどの急斜面では板をスライドさせながらのターンとなるが、その時に山足を必要以上にたたむ

左右の足に落差を出すことによって、エッジを噛ませながら重心を保つことができる


ここで少しでも重心が板より谷側に落ちると、滑落してしまう

エッジの切り替えはよりシビアだ

岩が張った斜面での滑落は命に関わる


こういう緊迫した滑りのトレーニングは日本のゲレンデでは不可能

バックカントリーでもなかなかロケーションがなく難しい


ただ、レベルストークで散々急斜面をトレーニングしたので、今は感覚よくスムーズに降りてこれる

問題は、錆び付いた大腿筋だ

ボトムまで気持ち良く滑り降りると、顔と膝が同じくらい笑う




その午後、僕たちはレイクルイーズにいた

実はノルディックスキーをレンタルしてきていた

過去に先述した通り、欧米で一言でスキーと言えば一般的に二択

日本のゲレンデスキーであるダウンヒルスキーと

平地を歩くノルディックスキーを指す



そこまで人気であるノルディックスキーを試すべく、チャレンジしてみる

そもそも欧米諸国は日本よりも雪に閉ざされる土地が広いので、移動手段としてノルディックスキーが不可欠だった

自転車がスポーツへと昇華したのと同様、移動手段であるノルディックスキーもスポーツになったのだ



アイススケートシューズのようなブーツを履き、ダウンヒルよりはるかに軽くて細いスキーをツマ先だけセットする

ソール(滑走面)がウロコ状に刻まれており、体重をかけるとグリップする仕組みだ

片足に荷重しグリップさせ、蹴りだすと同時に両足に体重を分散させると板が滑る

それを左右交互に繰り返す


すぐに慣れ、レイクを一周した

雪道を歩くよりはるかに早くてラク

カカトが固定されておらず、計量重視でエッジもないので、少しでも下り斜度になると怖いものの、とても楽しい

人気なのもうなづける



ノルディックスキー




走行距離146km
36日間累計走行距離11803km




【3/16 WED】


いよいよバンフ最後の日

どうしても滑りたい斜面があり、旅で予定する進行方向とは逆ながらも1時間逆走することにした

そこから歩いて1時間

ようやく狙った斜面のボトムに到着


バンフ周辺にはスキー場は3つ

8年ほど前にバンフに滞在しロッキーを滑っていたことがあったが、その時はまだまだ経験が浅く、ゲレンデだけだった


今は装備は充実し経験も増え、スキーの考え方が変わった

どこでも登って滑れるようになると、楽しみは無限になる

コンディションは天気次第ではなく、ある程度自分で選べるようになる


特にロッキーマウンテンなんて、少し走れば魅力的な斜面なんて腐るほどある

しかもロケーションが異常にキレイ

贅沢な山だ



滑るつもりもないのに、妻が撮影のためだけに着いてきてくれた

僕の活動に理解を示す妻には感謝だ



第一のロケーションはアイスクライミングでも有名なアイスフォールの目の前

氷の滝をバックにスプレーを飛ばす


氷の滝




第二のロケーションはこれぞロッキーという山並みを前にトラックを残す

木がタイトに生えている急斜面を狙ったが、雪の吹き溜まりだったので柔らかい雪が深く積もり、登りにかなり苦労した




かなりハードな登り

岩肌

バンフでやりたいことを満喫し、カナディアンロッキーの西側の玄関口の街キャンモアを経由してロッキーを離れる



キャンモアの街、カナダ



オイルマネーで発展した街カルガリーを抜け、プレーリーと呼ばれる大平野へ出、アメリカ国境目指し南下

見渡す限りの地平線

旅の序盤、アメリカ中西部を走っていた時以来の光景だ

夕焼けで影が浮かび上がるロッキー山脈を右手に眺めながら、気が遠くなるくらい真っ直ぐ続く道を行く


黄昏るにはこの上ない情景に、カナダの日々を思い出さずにはいられない

何度来てもこの自然と人柄には魅了され続ける


カナダには心躍る経験が待っている


全てが詰まったバンフの街



走行距離844km
37日間累計距離12647km





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