2016年5月27日金曜日

カリフォルニアで旅の余韻を味わい帰国

【3/20  SUN】


サンディエゴで再び迎えた朝

車泊が続いていたのに加え、長距離運転のあおりで、ゆっくり起床しビーチへ向かう

ずっと冬山にいたせいでサンダルとショートパンツがムズかゆい


1ヶ月半ぶりのカリフォルニアビーチの日差しはとても明るく、ヤシの木と海風は気分を心地よく盛り上げる


トロピカル



住宅街の路地の先には海が輝き、明るい色の車がのんびり走る


ヤシが茂る住宅路地の奥には海




車にはサーフボードが積まれ、ドライバーはサングラスをかけながら髪を風に流す

ジョギングしている老夫婦も、ローラースケートでクルージングしているブロンド美人も、皆髪をなびかせ、輝いている


雪山とは違う、ここはカリフォルニアビーチだ

景色も空気も眩しい




野生のアザラシが生息するビーチ、ラホヤでボリューム満点のメキシカン料理を食べ、サーフィンをする


暖かいビーチでメキシカン



久しぶりの海は冷たかったが、雪山の寒さと違い、とても心地よかった


サーフ@ラホヤ



そのままメキシコ国境までドライブしながらビーチで夕暮れを過ごす

このグラデーションがたまらなく好きだ


メキシコ国境のインペリアルビーチ



ピアからサンディエゴの街と月を望む





インペリアルビーチの夕焼け





走行距離188km
41日間累計走行距離15875km






【3/21  MON】


カリフォルニアのサーフィンビーチといえば、ハティントンと並んで有名なのがトラッセルズ

つい先日もWCT(世界最高峰のグランプリシリーズ)が開催されたワールドクラスの波

ハイウェイから見えないポイントなので場所は解りにくいが、なんとか探し当てチェック

この日は日本のようなコシ〜ハラサイズだが、それでも世界屈指の波はキレの良いスーパーキッズを育んでいた



そこから北上すること6時間、ハティントンビーチを経由しロサンゼルスへ



健康志向カリフォルニアのアサイー



健康志向カリフォルニアのアヒポキ(漬け丼)




アーティストが多く住んでいるというロサンゼルス・ダウンタウンの一角、アートディストリクトを覗く

グラフィティが街を飾っており、とても見応えがある

やはりHIPHOPの本場のアートは異次元だ


グラフィティ・アート



アートディストリクトにほど近いジャパン・ビレッジに立ち寄ると

お弁当屋からヤマザキパンの直営店まで揃い、懐かしい日本の味わいが揃っている

スーパーでは鹿児島フェアなんてのも開催され、思わず日本と錯覚する

カリフォルニアのレストランは高いので、ジャパンビレッジで和食の弁当を買い夕飯とすることにした


ジャパン・ビレッジ



買い出しに満足して路上に停めた車に戻ると、ワイパーに見慣れた紙が・・・


1月半前に立て続けに食らった駐車禁止の請求チケットではないか

また再会することになろうとは


駐車料金は支払っていたはずだが、有効時間がたったの2〜3分過ぎていたようだ

油断といえば油断

しかしロサンゼルス近郊の駐車取り締まりは本当に厳しい


節約したつもりだったが、高くついてしまった



走行距離541km
42日間累計走行距離16416km






【3/22  TUE】


最後の車泊から目を覚ます

やはりこの車は寝るには狭い

ただ、この車には愛着が湧いており、帰国が寂しい


いつも通り僕だけ先に起きて車を走らせる


帰国のフライトはサンフランシスコ発だが、サンフランシスコへ直行せずサンタクルーズという街へ向かう

ここは言わずと知れたスケートブランド、サンタクルーズの発祥地



街にはサンタクルーズのロゴが溢れる





街にはハーフパイプならぬフルパイプが設置された異常なレベルのスケートパーク

そして海には多くのサーファー

横ノリの街だ


街にはいい波が割れ、サーファーが集う





カリフォルニアの定番景勝であるピアでクラムチャウダーを食べ、いよいよサンフランシスコへ向かう


ピアでクラムチャウダー




ピアの足骨で野生のアザラシが昼寝



一方通行が入り組むダウンタウンを縫い、ホテルへ到着


ホテルの周りにはヒスパニックが多く歩き、壁にはグラフィティが溢れている

ショッピングカートを転がすホームレスも見かける

ドナルド・トランプ氏ならこの街を嫌うだろう


グラフィティ




このホテル、予約の段階では駐車場無料との公表だった

サンフランシスコのダウンタウンの駐車料金は高騰しており、$30はくだらない

駐車場が無料というのは大きな決め手となったのだ


ところが、どこを探しても、誰に聞いても駐車場がない

それどころかホテルの入り口すら見当たらない



しばらく探すと小さな鉄格子の奥に階段が

これが入り口か?

上がってみるとフロントがあった

防犯ガラスが張られたカウンターの中に、ぐうたらDVDを見ているどうにも勤務中に見えないスタッフ


駐車場の場所を聞くと、面倒くさそうに駐車場は有料だからその辺で探して停めろとブツブツ言っている

いやいや待て待て


僕は駐車場無料だからここを選んだ

駐車場は無料じゃないのか?と聞くと



何言ってんだ?ここはサンフランシスコのダウンタウンだぞ?無料の駐車場なんてあるわけねーだろ!



と開き直るどころか、オカシイ人扱い

集客するためにあっさり嘘をつく

そしてカリフォルニアのワーカーならではの高圧的態度


帰りたいなら帰ればと言うような冷たい目で見下ろされ、無駄に悔しい思いをする


・・・最後までカリフォルニアには翻弄される




地下の駐車場は夕方以降、駐車料金が$14になるとのことなので、夕方までドライブすることに


サンフランシスコの代名詞である坂とゴールデンゲートブリッジと夕日を眺め、北米最後の夕陽に黄昏る

いよいよ北米ともお別れだ

長いようであっという間だった



下り坂からサンフランシスコの海を望む




旅の最後に、同じ中学を卒業した友達と夕飯のアポ

同郷ながら遠くアメリカで出会えたことに不思議な縁を感じる


彼は大手音楽会社の一員としてアメリカに駐在している

立派に企業の一翼を担い、海外で日本の価値を上げるべく奮闘している


サンフランシスコは物価が異常に高く、苦労の連続に違いないが、それでも色々吸収しながら楽しんでいる

昔から独特の感性があった彼から面白い話をたくさん聞き、刺激的な時間を過ごさせてもらった


また世界のどこかで再会を誓い、互いの成長を願った


地元の友人ハッシーと再会






出会いはもちろん、再会もある

常に刺激が溢れている

旅はこれだからやめられない



走行距離429km
43日間累計走行距離16845km






【3/23  WED】


いよいよ帰国の日だ

早起きして地下駐車場に向かう

車上荒らしやレッカーを食らっていないか恐々としながら降りると、車は無事だ

出発はスムーズ



サンフランシスコの通勤ラッシュはかなり混雑するらしく、早めに出発すると良いとのアドバイスをもらったので空港までの到着もスムーズ


レンタカーの貸し出し時にたらい回しとなり1日潰されたので、慎重に慎重を重ねて会社と連絡を取り、3重にチェックしたおかげで返却もスムーズ

Wi-Fi環境も電波もないなか会社と連絡を取り変更・確認手続をするのはかなり手間取ったが、それでも最終日はトラブルもなくスムーズだったので安心して空港に向かう



車を降りると相変わらずバッグはとんでもない量だが、北米での活動を振り返りながら重い荷物を預け、手持ちのドル札でうどんを食べ、数々の経験とともに日本へ帰る



旅を通じて多くの出会いと学びがあった

旅にでる前より成長しているのだろうか


今後多くのフィードバックすることがこの旅をより意味のあるものにする

旅に出よう


多くの景色を見て、多くのトラブルを味わって、多くの感情を抱いて、自分を磨きましょう



44日間総走行距離16890km






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